ついに2023年が始まりました。
昨年はSENSUOUSの処女作となる、音楽家の集まるマンション「Grande Souche Kamiyashiro」が竣工し、グッドデザイン賞2022を受賞することができました。
幸いにも、住戸は満室となりテナントスペースも徐々に埋まりつつあります。
なにより嬉しいのは、音楽という共通の趣味を持った方々が集まり、地域の方も巻き込んで、毎月面白い音楽イベントが開催されていることです。
「大きな切り株に集まる愉快な仲間たち」という初期コンセプトを体現できました。
また、昨年のGWには日本フィルハーモニー交響楽団の方々が演奏会を開催してくださいました。名古屋初の演奏会とのことでした。
中庭の吹抜け全体を活用されたダイナミックな演奏会となりました。
楽団員の方に、コンサートホールのような音の響きが実現できていると評価いただき、音の拡散性を高めるためのいびつな形状のデザインが活きた形になりました。
今年は感性に訴える空間デザインはもちろんのこと、音響最適化素材やデジタルファブリケーションによるローコストハイクオリティ住宅の研究開発にも力を入れていきたいと思います。
AI技術の発展も目覚ましく、デザイナーでもアイデアさえあれば業界に取り入れられる時代になってきました。自動化できるところはどんどん自動化して、よりクリエイティブなことに時間を費やせるように工夫していきたいと思います。
2023年は企業としての技術革新に全力を注ぎます。