はじめまして、新堂博之です。
私がそこで過ごす人々の感じ方とデザインを客観的に結びつける設計のあり方に興味を持ったのは、
学生時代に「素材の色や質感が人の気持ちや体調にどう影響するのか」というテーマで研究をしたことがきっかけでした。
その後、安藤忠雄建築研究所で建物のみを作って終わりではない社会との関わり方を学び、再び大学院へ。
大学院では、土とセメントを組み合わせたハイブリッド壁が湿度調整にどう役立つのかを研究したり、
コロンビア大学とのワークショップで実寸大の茶室を作りながら、デジタル技術を駆使したものづくりの魅力に目覚めました。
その経験をもとに、「素材の可能性を引き出し、必然的な美しい形にする」をテーマに掲げ、
住宅から公共施設まで幅広く設計活動を行っています。
2013年にSENSUOUSを立ち上げ、2019年には法人化。
人々の感性を刺激し、心に響く空間を、科学的な視点と柔軟なアイデアで実現しています。