データセンター

BIMを軸に、多職能チームをリード――“品質とスピード”を両立した3万㎡超データセンター設計
三菱地所設計のパートナーとして、延床3万㎡を超える大規模データセンターの設計業務にBIMディシプリンモデラーとして参画。
多くの設計者・エンジニアが関わる大規模PJで、BEP(BIM実行計画)策定支援から設計・施工フェーズまで、BIMの運用・管理を牽引しました。
BEP策定・BIM基準導入――高度な情報連携とパラメータ設計
クライアント企業のBIMスタンダードやガイドラインに基づき、設計情報を正確かつ一元的に管理。
各分野(意匠・電気・機械・構造・土木)とのパラメータ調整・属性設定を徹底し、複雑な施設要件や機器配置の最適化に寄与しました。
Navisworksによる干渉チェック――“トラブルゼロ”の設計体制
Navisworksを活用した干渉チェックにより、早期にモデル間の不整合を発見・共有。
専門分野ごとの課題を設計会議で迅速にフィードバックし、“現場で初めて問題が発覚”というリスクを徹底排除。
結果として、設計~実施設計までの半年間で高品質なBIMモデルをフル構築し、申請書類作成から着工までのプロセスもBIMモデルで一気通貫にサポートしました。
プロジェクト全体のBIM推進役――“全体最適”と“クオリティアップ”の実現
従来のCAD運用では実現できないモデルクオリティの向上・設計意思決定の高速化を実現。
「BIMの本格活用でここまで変わるのか」と驚きの声も多く、発注者・施工者・各設計分野との調整業務も“BIMのプロ”として主導しました。
複雑な要件・大規模PJこそ“BIMディシプリンモデラー”の経験値がものを言います。
“半年でフルBIM化”と“高精度な干渉チェック”の実現で、プロジェクト全体の品質・コスト・スケジュール管理に大きく貢献いたしました。