私たちの設計哲学

共鳴する建築

— 感性が、テクノロジーと出会うとき。

　五感を揺さぶり、心に深く響く空間。
　それは穏やかなさざ波のようにときに優しく、
ときに力強く胸に迫る体験です。

　建築は、そこに住まう人の感情や思考と分かちがたく結びついたとき、
初めて単なる「建物」を超えた存在になり得ます。
　私たちは、そのような体験をもたらす空間を
**「共鳴する建築」**と名付けました。

　「共鳴」とは抽象的な概念ではなく、五感のすべてで感じ取る、具体的で心地よい体験の連鎖です。

　それは、壁に陰影を描く朝の光や、空間を染め上げる夕暮れの色彩であり、都市の喧騒を和らげ思考を深めるための計算された静けさです。
　素足に伝わる無垢材の温もり、頬をなでる風の流れ、そしてドアを開けた瞬間に香る木々や雨上がりの土の匂いもまた、空間の記憶を深く刻み込みます。

　美しい庭を眺めながら味わう一杯のコーヒーが格別に感じられるように、「食の体験」が豊かになる空間もデザインします。

私たちは、これら五感への働きかけを一つひとつ丁寧に設計することで、人と空間が深く響き合う「共鳴する建築」を創造します。

AI、BIM、Omniverseといった最先端のデジタル技術は、この「共鳴」という感性的なゴールを、科学の言葉で翻訳し、設計図に落とし込むための強力な羅針盤です。

例えば、BIMを用いた緻密な日照シミュレーションは、お客様が夢見た「朝の光が優しく差し込む書斎」を、一年を通して最も完璧な形で実現します。
AIは、過去の膨大な設計データと空間心理学の知見から、人間が見落としがちな最適な動線や、家族が自然と集まるリビングの家具配置の可能性を何百通りも提示し、私たちの創造性を拡張してくれるのです。

私たちの設計哲学は、
誰かを無理に感動させたり世界を大げさに変えようとすることではありません。
お客様一人ひとりの心の奥にある想いを丁寧にすくい上げ、それをテクノロジーの力で寸分の狂いなく空間へと具現化する。

その過程で生まれる純粋な喜びや感動が波紋のように広がり、
人々の心を動かしていくこと
――それこそが私たちの目指す建築の在り方です。

SENSUOUSは、人の可能性を拡張するインターフェースとして建築を設計します。 そこで生まれるのは、家族の感情が共鳴し合い、新たな物語が紡がれる、世界に一つだけの場所。

あなたの心に響く唯一無二の建築の創造を、私たちがお手伝いいたします。

※　SENSUOUS（センシャス）:
社名には「感性に訴え、五感を通じて体験を豊かにする」という想いが込められています。

※　BIM (Building Information Modeling):
建物を3Dモデルとして構築し、素材やコスト、性能といったあらゆる情報を一元管理する設計手法です。
設計の初期段階から完成後の姿をあらゆる角度から検証できるため、
設計ミスを防ぎ、お客様とのイメージ共有を完璧なものにします。

※ AI (Artificial Intelligence) & Omniverse:
AIは、法規制や日照条件といった複雑な制約の中で最適な設計案を複数提案するなど、
設計者の創造的な判断をサポートします 。
Omniverse（オムニバース）は、BIMデータと連携し、現実世界と見紛うほどの高精度なシミュレーション空間を構築。
これにより、設計段階で「完成後の暮らし」をリアルに体験することが可能になります。